こんにちわ、リオンパパです。
立ち耳とたれ耳のわんちゃん、どちらもとてもかわいいですが、性格に違いはあるのでしょうか。
耳の違いによる性格を分析した結果をわかりやすく解説したいと思います。
![](https://pomelion.com/wp-content/uploads/2022/05/bfc37f566733f1661ddcc783183ec844-2.jpg)
結論 立ち耳:オラオラ たれ耳:穏やか な傾向
立ち耳の犬はアグレッシブな性格が多く、たれ耳の犬は穏やかな性格が多いです。
アメリカで行われた調査によると、ジャーマンシェパードや秋田犬など、立ち耳の犬はオラオラ系の性格が多く人に服従しない傾向が見られました。
立ち耳8種とたれ耳10種の「穏やかさ」を専門家が評価したところ、10点満点で立ち耳は6.0、たれ耳は7.9だったようです。
![](https://pomelion.com/wp-content/uploads/2022/05/66c19942ab4ba346fdb64ccc04cde373-3.jpg)
理由は犬の先祖の違い
犬の祖先はオオカミの一種で、もちろん立ち耳でした。長い年月をかけて家畜化が進み突然たれ耳が出現したようです。
つまり、立ち耳の犬はオオカミ気質が強いということです。
85種類の犬種の遺伝子を調べた結果、最もオオカミに近い遺伝子を持っているのは柴犬でした。
次いで、チャウチャウ、秋田犬、アラスカン・マラミュートなど。
個体差はありますが立ち耳の犬種は人に媚びない性格のようです。
ちなみにポメラニアンの先祖は現在もソリ犬として活躍するサモエドです。アラスカン・マラミュートに似てるのでやはりオラオラオオカミだったのでしょうか。
盲導犬にレトリーバーが多い理由
ゴールデンレトリーバー、ラブラドールレトリーバーなどほとんどがたれ耳で、人を助ける役割の職業犬にはたれ耳気質がぴったりだからです。
人のために働く盲導犬や介助犬には血中オキシトシン濃度が高いこともわかっております。
オキシトシンとは俗に言う「愛情ホルモン」。攻撃性を抑える働きがあるホルモンです。
科学的にも穏やかなワンコが多いのがわかっているんですね!
![](https://pomelion.com/wp-content/uploads/2022/05/44d29d2792be3bad9a9ed98c7bbb20d6-1-1024x643.jpg)