病気

ワンコの咳の原因は?考えられる病気と対処方法について解説

こんにちわ、リオンパパです。

犬の咳と聞いて、ピンとこない方のほうが多いのではないでしょうか。
なんとなく呼吸の様子がおかしい、と感じたら悪化する前にまずは獣医師さんに相談しましょう。
できれば、ビデオ撮影して咳をしている様子を先生に見せられるようにしましょう。
取り返しのつかない事態になる前に処置できるとワンコも安心だと思います。

今回はこんなことがわかります。

  • ワンコの咳の原因
  • ワンコの咳の対処方法
  • ポメラニアン リオンの場合

ワンコの咳の原因

異物誤飲

誤って飲み込んだクッションの綿やティッシュ、おもちゃが喉に詰まってしまうと、咳が出たり、えづいたり、最悪の場合は呼吸困難に陥る可能性もあります。
もちろん喉に詰まっていなくても、食べてはいけないものを飲み込んでしまった時は必ず動物病院に相談しましょう。

誤嚥性肺炎

食べたものや吐いたものが、気管に入ってしまうことで起こります。
特に子犬や高齢犬は水やフードが気管に入って起こることがあるので、食後に咳がみられるようであれば要注意です。

ケンネルコフ

風邪のような症状がみられる感染症で、特に子犬では重症化して肺炎になる恐れもあります。
成犬で軽症であれば1週間〜10日間ほどで回復しますが、悪化すると膿のような鼻水やくしゃみ、高熱などの症状が現れます。
予防には、混合ワクチンが効果的なので、子犬の頃から定期的にワクチン接種を行って免疫をつけておくことが大切です。

気管虚脱

呼吸をする時に気管が潰れてしまう病気で、ポメラニアンやトイ・プードル、チワワなどの小型犬によく見られます。
「ガーガー」というガチョウの鳴き声のような特徴的な咳がみられます。
悪化すると呼吸困難やチアノーゼに陥ることもあります。

心臓病

咳が出る、運動を嫌がる、疲れやすいなどの症状は、心臓病のサインである恐れがあります。
僧帽弁閉鎖不全症が最も多く、ポメラニアンやマルチーズ、チワワなどの小型犬や、キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルなどの犬種によく起こります。

初期の段階では無症状であることがほとんどですが、病気が進行すると運動したときや興奮したときに「カハッ」という喉につかえるような咳が出るようになります。
心臓の動きが悪くなると、肺に水がたまって「肺水腫」という状態になり、湿った咳や呼吸困難がみられることもあります。

ワンコの咳の対処方法

咳の状態をよく観察してメモっておきましょう。
病院では、以下のことを聞かれます。

  • いつから咳が出ているのか
  • どんなときに咳き込むのか
  • どんな咳が出るのか(空咳、水っぽいなど)
  • 咳以外の症状があるのか

スマホで動画を撮影しておくと、より詳しい状況を伝えることができます。

そして、抱っこをしたり場所を移動したりすることで呼吸を整えてあげましょう。これで咳が治まるようであれば生理的な咳である可能性が考えられます。
リードを強く引っ張ったときに咳が出たのであれば、首輪を胴輪に替え、水を飲むときに咳が出たのであれば、水飲みの器の高さを調整するといった対策をしてください。

改善しなかった場合は早めに獣医師さんに診てもらいましょう。

ポメラニアン リオンの場合

リオンも咳が良く出ます( ノД`)シクシク…
病院に連れて行き、レントゲン撮影と触診、問診などでだいたい6,000円くらいかかりました。
レントゲン画像で気管がつぶれているかどうかがわかりますが、明らかに潰れているところは見受けられませんでした。
が、咳の動画を見せると気管虚脱初期症状とのことで、なるべく太い首輪にすることと、水飲みはペットボトルをぺろぺろするものではなく、器で飲ませるよう指導いただきました。

あと、これは経験談ですがクンクンマットで鼻呼吸を繰り返していると咳が完全に収まります。理由はよくわかりませんが、苦しそうにしているワンコの助けになれると嬉しいです。

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