食べ物

ワンコが食べると命の危険があるもの4選

こんにちわ、リオンパパです。

ワンコは雑食なので、ドッグフード以外にも様々な食材を食べることができます。
グルメなわんちゃんはお好みのドッグフードや犬用おやつしか食べないことがあるかもしれません。
しかしドッグトレーナーの先生に、万が一の災害の時などドッグフード以外を食べられるようにしておく訓練をする必要があると教わりました。
一方で、ワンコには絶対に食べさせてはいけない食材もあります。

今日はこんなことがわかります。

  • 絶対にワンコに食べさせてはいけないもの4選
  • なぜ食べてはいけない?
  • 食べてしまったらどうなる?

それでは行きましょう!

チョコレート

犬がチョコレートを食べると、カカオに含まれる「テオブロミン」という物質が原因で嘔吐・発熱・下痢・けいれんなどの症状をともなう「チョコレート中毒」を引き起こしてしまいます。
万が一、口にしてしまった場合に、症状が表れる目安は6~12時間後です。
食べてしまってから1時間以内であっても、吐き戻しの応急処置が必要になります。
犬がチョコレートを口にしてしまった際には、早急に動物病院を受診してください。

玉ねぎ・ネギ

タマネギ・ネギを食べると、有機チオ硫酸化合物という成分が犬の赤血球を破壊してしまい貧血・血尿・下痢・嘔吐・発熱などの症状をともなう「たまねぎ中毒」を引き起こしてしまう危険性があります。
他にニラ・ニンニク・エシャロット・らっきょう・ワケギなどにも有機チオ硫酸化合物が含まれています。
有機チオ硫酸化合物は加熱したり冷凍したりしても消えることがないため、ハンバーグなどに含まれるタマネギや、ネギのエキスが入ったお味噌汁などでも症状が発症してしまいます。

キシリトール入りのお菓子

犬がキシリトールを口にすると、血糖値が急激に低下し、肝不全を引き起こしたり嘔吐や吐き気を催してしまいます。
犬はこまめに歯磨きをしないと口臭が気になることから、口腔ケアを気にする飼い主さんは多いですが、ケアをする際には必ず犬用の歯磨き粉やケア用品を使用するようにしてください。

ブドウ・レーズン

犬がブドウやレーズンを食べると、中毒症状により急性腎不全を引き起こしてしまう可能性があります。
ブドウがなぜ急性腎不全を引き起こすのかについての原因ははっきり分かっていないとのことですが、特に皮が危険であるということです。
危険な分量についての十分な資料はありませんが、日本小動物獣医学会誌の2010年の発表によると、種無しブドウ70gを食べた3歳のマルチーズに死亡事例があります。
他に巨峰を4粒食べた小型犬の死亡事例では、「ブドウを食べた5時間後に嘔吐を繰り返すようになり、翌々日の動物病院来院時にはほぼ虚脱状態、摂取の4日後に死亡してしまいました」という経緯が記されています。

いかがでしょうか。
食べてはいけない食材は、犬の命にかかわってしまうものもあり、万が一のときには「不注意だった」では済まされない問題になってしまうこともあります。
ご自身の食べ残しや準備中の料理を含め、誤食に細心の注意を払いましょう。

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