病気

【狂犬病ワクチン】接種率5割以下!?狂犬病ワクチンについて解説します

こんにちわ、リオンパパです。

4月から6月までは狂犬病予防注射月間です。
狂犬病予防注射の接種率が年々下がっており…犬の登録総数の7割くらいにとどまっているそうです。
行政に届け出のない犬を加味すると実質5割以下の接種率との見方もあります。

改めて、ワンコを飼ってる方は忘れずにワクチン接種を行いましょう。
これからワンコと生活しようとしている方は予備知識として接種の費用や時期を頭にいれましょう。

狂犬病とは・・・

狂犬病とは、人間を含むすべての哺乳類が感染するウイルス感染症です。狂犬病という名前ですが、全哺乳類に感染するのをお間違えなく!
人が感染してしまうと風邪のような症状から始まり、最終的には錯乱、幻覚など脳炎を起こし呼吸困難に陥り死亡します。

狂犬病にかかった動物に噛まれた部位からウイルスが侵入して感染してしまい、人から人に感染することはありません。
致死率100%で治療法もありません。怖いですねえ。

日本国内では、人は1956年を最後に発生はなく、動物では1975年に猫で発生したのが最後です。
50年以上国内での発生はありませんが・・・・犬のワクチン接種は義務付けられております。

犬にだけ義務付けられている予防接種

なぜ犬だけワクチン接種が義務付けられているのか。
狂犬病はすべての哺乳類に感染しますが、流行しているアジアやアフリカなどの地域で9割以上が犬から感染しております。
犬の感染をコントロールすることが人への感染を防ぐのに重要で、日本では飼い犬へのワクチン接種が義務付けられております。

詳細は以下3つの義務が課せられており、違反すると20万円以下の罰金の対象に・・・

  1. 市町村に生涯1回犬の登録する。
  2. 飼い犬に狂犬病の予防注射を毎年1回受けさせる。
  3. 犬の登録、注射の際に交付される鑑札、注射済票を飼い犬に装着しておく。

ワクチンを打つ時期

4月から6月までは狂犬病予防注射月間ですが、必ずこの時期に打たないといけないという決まりはありません。
年に一度必ず接種するように、接種月を決めておきましょう。

犬を迎えて初めてのワクチンは生後110日頃あるいは150日頃に、混合ワクチンの合間か終わった後に接種するようにしましょう。

ワクチン接種の費用

予防接種を受けたことを証明する注射済票の交付料も合わせてだいたい3,000~4,000円ほど。病院によって多少差があります。
自治体によっては集団接種を行っているところもあり、病院に行かなくてもワクチン接種を受けることができます。
自分の住んでる自治体のホームページで検索してみましょう。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA